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だって好きなんだもんっ ~テニスが好き 週3回のスクール、月1のプライベートレッスン。さらに空きがあれば追加でレッスンを受けるテニス中毒者のブログ。「(今から)何になるんだ?」と言う友人の問いかけはこの際、無視。だって好きなんだから仕方ないw

瞳孔が開いてますっ!

先日は22時近くからスクールでレッスン。

週3回のうち、月曜のこの時間が全体を通して
「やった」感がもてるレッスン。

もちろん演出だとは思うけれど
アシスタントコーチがやっつけてやるとむきになってくれるのも
うれしい。

来週こそはと互いにムキになり
対決がレッスン中の(笑いの)1コーナーになりつつある。

ストローク練(クロスに2球つないで浮いてきた球をストレートへ)をしボレストし、コーチとマンツーマンでボレーして
アシスタントコーチとボレストしてその後、サーブ練習して
いよいよ試合形式、対決。となるはずが、、、

アシスタントコーチとのボレストのときに
足元にきたボールをローボレーしそこない
自打球を右目に直撃。

なにが起きたかわからないまま、気がつくと
コートにぺたんと座り込み右目を抑えていた。

なかなか自分でうまくなった実感が沸かない。
うまくなっていると周囲に言われても実感できないから納得しようにもできない。
そんな日が続いていた中、やっとこれだと思えたのがその日の前半の練習だった。
低い球に対してスプリッドステップ後に膝のクッションを使い
低い姿勢できれいに入れるようになった。
自分でもこれだと意識し、再現することが
思ったように体が動く実感をもったのがその日だった。

だから余計に、頭の中ではなぜ?が一杯。
どこを修正すればいい?
近すぎた?突っ込みすぎた?
また練習しなくちゃ。

おっと練習のじゃまだとあわててコートの外へ出る。
心配そうに駆け寄るアシスタントコーチに大丈夫ですからと笑いかけ、飛んできたフロントさんとともにコートの外へ。

あっという間に氷嚢が用意されている。

いつものことだけど対応スピードに驚かされる。

メインのコーチと誰かが歩み寄ってきて
「念のために病院行きましょう。目は行っておいたほうがいい。
今、病院さがさせてますから。この後、ヘッドコーチと病院へ行ってもらうことになると思います」

・・・ああ、今日の練習はこれまでかああ。
なんて考えながら、コンタクトしてる?見える?などの
周囲の声に応じてうっすら目を開けてみる。

視界の右下が一部楕円状に灰色

視界欠損。

一気に血の気がひく。
それを伝えてやはり誰かの声にしたがってコンタクトをはずすため洗面室へ向かう。

気がつくと同じクラスの女の子が付いてきてくれていた。

症状を聞いてくれ、そばにいてくれるだけで
引いた血の気が戻ってくるのを感じた。

ありがたい。
してもしょうがない悪い想像をしないですんだ。

そんなだというのに練習したいと思う。ともすれば止めておいたほうがいいという考えを上回りそうになる。
練習したい気持ちを振り払うように着替る。今日はしょうがない。

そうして、ロビーで病院探しをまっていると
練習の合間に、一人、二人様子を見に来てくれる。

横になっていたら?とか
よく冷やしたほうがいいとか労わりの言葉以外にも
来週、楽しみにしてるからねとかそれぞれがそれぞれの
言葉をかけてくれて、一人ひとりから心の花束をもらっている
そんな感じがした。

涙が出そうになるくらいうれしかった。

レッスンで同じクラスなだけで
みな真剣に受講しているから、移動時間の合間にほんのちょっと
話をするだけだったのに。

コミュニケーションは言葉だけでない。
むしろ、うわっつらの言葉より、共通のテニスを通しての
コミュニケーションのほうがよりシンプルに互いを知ったり
思いやったり認めたりできるのかもしれないと強く再認識。

隣のクラスのコーチも
どうしたのとまるで友人のように声をかけてくれる

担当コーチは
「明日は仕事休んで」といってくれたけど
月末は・・・ムリッ

何件目かにつかまった当直の眼科医は
電話で症状を聞いてきた。

灰色になり一部欠損した視界。
コンタクトをはずした後、灰色は取れたがその部分の
画像がゆがむこと(なにか凹凸のあるレンズが入っている感じ)

結論、今見えてるなら大丈夫でしょう。
明日、うちにくるか近所の眼科医に見てもらってください。

この時間から(深夜0時近く)
診察するのが面倒なのだなと感じたが、心配そうに電話の結果を待っているフロントさんには伝えず
まあ、明日でいいっていってるから大丈夫なんでしょうと
伝えるとフロントさんsは怪訝な顔。

「(少し遠いけど)XXにもかけてみましょう」とダッシュで走り去る。

数分後、私はヘッドコーチの運転する車の中にいた。
電車でいけば40分強かかるところを20分足らずで到着
法定速度内で精一杯急いでくれて、病院に連れて行ってくれた。

結局、眼底検査をすることになり、病院を出たのは
25:30を回っていた。

水晶体、角膜、網膜も「今のところは」異常なく
茶目の硬直を防ぐ目薬や炎症を抑えるのを計3つも出された。

そのうちミドリンPというのが茶目の硬直を防ぐものらしく
これをすると瞳孔が開く。
そりゃもう目一杯に。

昼間はまぶしすぎで外歩けないくらいにがーーーーーーーっと開く。

当然テニスはしばらくお休み。

スポーツは禁止?と先生に聞くと
先生のかわいい顔が一瞬で険しくなり、
「今は見えているけれど、間違いなく損傷しているのよ。
また同じように衝撃を受けたら次はどうなるか」
と一撃された。

「炎症がひどくなって云々~」
と説明をうける。

「炎症がひいたらOKですか?1週間くらい?」

「とりあえず、そうね。またあさってきて、もう一度眼底検査と視力検査ね」

一週間かあ。振替が大変だ。

-*-*-*
病院への往復と付き添いで初めてヘッドコーチと話をした。
挨拶くらいはあったけれどこんなに話したのは初めてだった。

スクールの運営から救急病院の様子、書き出したらきりがない。

こんな時間に疲れているだろうに申し訳ないと思いながらも楽しかった。

大変な仕事だ。コーチ業って
そんな話をするともっと大変な職業はありますよ
自分たちはテニスが好きだから(給料安くても休みが少なくても)いいんですよと笑っていた。

ほかのコーチたちも私たちが病院を出るまで練習をしていた。
スクール到着後もコーチもフロントさんも全員のこっていたようだ。

みな遅番だしいつもこんなもんですから気にせずと
言ってはくれたものの、これから反省会とかするんじゃないだろうか、、、本部も残っていて報告?
なんて思うと申し訳なくてたまらなく、最敬礼して帰宅した。


翌日の今日は、目薬で右目の瞳孔がひらき、
明るさのせいで人相悪くなりながら仕事中。

早く直して、スクールに行きたい。

スクールも、そこに通う同じクラスのメンバーにも私は恵まれている。

しばらくコートに立てず、
不自由だし、通院の穴埋めで仕事は大変、おまけに治療費はスコートが買えるくらいになるだろう。
だけど私の心は穏やかで幸せ。

やっぱりテニスが好きだなあ。
はやくコートにたちたいよ。

へっぽこだけどさ
医療・治療 | 投稿者 櫻子 13:37 | コメント(4) | トラックバック(0)

だって好きなんだもんっ ~テニスが好き

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櫻子
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